環境省は2日、広島県の福山港から岡山県井原市の民間企業の敷地内に運ばれたコンテナで、強い毒を持つ外来種のヒアリ約1万匹以上を発見したと発表した。見つかったのは働きアリのほか、女王アリ4匹以上と複数の雄アリ、サナギ。2017年に国内で初めて確認して以降、18都道府県で92例目で、一度に確認した数としては最多となる。殺虫処理し、同省は「定着はしていない」とする。
コンテナはベトナムのホーチミン港から香港港、福山港を経て先月25日、井原市に搬入。コンテナに大量のアリがみつかったことから福山港へ返送され、専門家が31日にヒアリと確認した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル